張飛と大蛇
情報提供者:魔亜沈サン


 劉備はある時、山に住む大蛇を退治して欲しいとの依頼を受け、先ずは青龍堰月刀を操る関羽に大蛇退治を任せようと考えた。
 しかし張飛が
「刀なんかいらない!素手で降伏させてやる」
と言って飛び出し、ついに大蛇と格闘し始めた。
 張飛が大蛇の尻尾を掴んで、ぐるぐる回しながら必死になって走ると、いつの間にか大蛇は矛へと姿を変えた。
 以後、張飛はその矛を『蛇矛』と名付け、愛用する事になった。


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