ここでは正史『三国志』の表記を中心に様々な文献に出てくる単位を研究し、三国志の世界をもっと身近に感じてみようと思います。

三国志時代の単位は現代とは違います。
しかもどうやら、後漢と魏の時代でも微妙に違うようなので、ここに目安を記しておきます。

1寸…(後漢)2.304・(魏)2.412
1尺…(後漢)23.04・(魏)24.12
1里…(後漢)414.72・(魏)434.16

ここでは魏の計算方法を利用しています。
単位に関する情報(身長・距離・大きさなど様々なデータ)を募集しています。
必ず出典元を書き込みの上、情報掲示板まで情報をお願いします。


程イク
八尺三寸(200.2cm)
≪魏書・程イク伝≫
許チョ

八尺余(192.9cm)
≪魏書・許チョ伝≫

太史慈
七尺七寸(185.7cm)
≪呉書・太史慈伝≫
陳武
七尺七寸(185.7cm)
≪呉書・陳武伝≫
董襲
八尺(192.9cm)
≪呉書・董襲伝≫
諸葛恪
七尺六寸(183.3cm)
≪呉書・諸葛恪伝(裴注)≫

劉備
七尺五寸(180.9cm)
≪蜀書・先主伝≫
諸葛亮
八尺(192.9cm)
≪蜀書・諸葛亮伝≫
趙雲
八尺(192.9cm)
≪蜀書・趙雲伝(裴注)≫
ショウ周
八尺(192.9cm)
≪蜀書・ショウ周伝≫

劉表
八尺以上(192.9cm以上)
≪魏書・劉表伝≫
馬騰
八尺以上(192.9cm以上)
≪蜀書・馬超伝(裴注)≫

 

※身長以外の単位情報

劉備の家の桑の木
五丈(12m)
≪蜀書・先主伝≫
許チョの胴回り
十囲(囲は五寸)(120.7cm)
≪魏書・許チョ伝≫


三国志データベース